トップページ
 お知らせ
 お手伝い先 指導実績
 樋口信夫プロフィール
 会社案内
 の行動科学とは
 スーパー繁盛店の検証
 スーパー繁盛店の事例
 年間kaizen内容
 3ヶ月kaizen内容
 満足度セルフ診断実施中
 スーパー繁盛店への扉
 小集団活動39の原則
 集団経営の指導
 kaizen店長教育
 社員教育
 改善教育ツールソフト
 eコンサルティング
 ネットセミナー
 ビジネスリーダー
 スーパー店長くん
 スーパー繁盛店ゲーム
 改善改革7つ道具
 問題解決の進め方
 フィッシュボーン図
 チャレンジマップ
 分合ミーティングの技術
 仮説検証の技術
 お客様ニーズ分類
 ショッピングCS調査
 お客様満足度CS調査
 従業員満足度ES調査
 売場CS点検
 売場POS
 1分間人時管理
 3分間OJT
 9分間コーチング
 PLT360°体質診断
 OJTマニュアル開発
 組合Kaizen研修会
 事務局満足度診断実施中
 組合員満足度診断実施中
 連鎖化/共同店舗組合
 org事務局業務改革
 職員満足度調査勉強会
 職員満足ネットセミナー
 職員満足度調査ソフト
 org退治ゲーム
 org組織改革事例
 チャイナ退治ゲーム
 日系企業ネットセミナー
 中国進出企業改善ソフト
業界団体の小集団活動による事務局改革の事例
協会事務局スタッフの能力が低いと、効果の上がる事業の推進も会員店の声を反映させた組織運営もできません。又、体制が十分でないと質の良い仕事ができません。こうした問題を解決するために、事務局スタッフによる事務局改革を進めました。
協会事務局の業務改善活動
T 協会事務局が直面する問題
   
会員店から協会事務局に電話で問い合わせがあっても、担当者以外のスタッフでは即答できない状況にあり、お役所仕事になりがちなので、早急にこの状態を解決する必要があった。
事務局職員の事業のプレゼンテーション技術、事業を推進するための専門的な能力が不足しており、事務局が会員店に信頼されるにはスキルアップの問題があった。
事業内容が農水省からの通達文を利用し、役所言葉でまとめられていたため、会員店の方で事業を理解することが難しかった。
U 主な要因
   
事務局スタッフの方で、会員店の現場のニーズが正しく把握されていないため、事務局スタッフの個人的な関心事で事業内容が決められていることに原因があった。

事務局スタッフ間のコミュニケーションが上手く行っていない。合わせて、事務局の組織体制が個人、個人で括られており、組織の力を発揮できる態勢になっていなかった。

事務局スタッフの専門的な技術が不足している。協会が委嘱した経営コンサルタントの技術の一部を真似たりして事業を進めるなど、事業を推進するための専門的な知識、技術の教育を受けておらず事務局スタッフの専門的な能力が不足していた。
V その対策の立案と実行
   
ペアーによる事業の推進。
事業の企画立案、及び、事業の推進は参画型で進める。
事業の実施要領は、役所言葉を止め、会員店の現場の言葉で作成する。
事業の実施要領は、簡単に取り外しができるようにして、地方の協会支部や会員店の方から申し込みをする場合や結果の報告をする場合に、必要な事務書類、事務処理を簡単にできるように工夫した。
OJTの強化とoffJTの推進による事務局スタッフの専門的なスキルアップ。
W 事務局の業務改善の成果
   
事業をペアで進めることによって縦横のコミュニケーションが上手く取れ、合わせて、全員で協議し作り上げた事業実施要領を活用してOJTを推進することによって、不得意な事業であっても短期間で腕前を上げることができた。
今まで、事業の申し込み、結果の報告の事務処理が複雑で書き方が分からなかったりして大変だったが、事業の実施要領を使いやすく工夫したため、分かりやすく簡単に短時間で処理できるようになった。
事業を組み立てる時には、従来からのやり方を改善した。事業の企画立案をする場合には、参画型で進めることにした。つまり農林水産省の担当官、協会執行部役員、協会事務局スタッフが同じテーブルについて、定期的に時間を取って十分に協議して会員企業のニーズを反映させた、会員店の言葉で事業内容の素案を作ることにした。この時を境に、役所言葉の事業推進が次第に無くなっていった。役所言葉が多い事業推進が一掃できた。
一人ひとりのモチベーションが高まり、先ずはじめに会員会社に喜ばれる事業への取り組み方を考えるようになり、事務局の職場体質が良くなってきた。
事務局スタッフの日々の仕事を分析すると、ムリ、ムダ、ムラが少なくなった。
≪≪≪ トップ へ